大堀相馬焼コラム

ワンランク上のコーヒータイムを満喫しましょう

コーヒーは、いろんなシーンにおいて親しまれている飲み物です。寝起きの目覚ましや仕事や勉強の気分転換、そして「コーヒーブレイク」なる言葉があることからもわかるように、リラックスタイムを満喫するのには欠かすことができません。

そんな普段何気なくたしなんでいるコーヒーですが、実はさらに深く、より美味しく楽しむための秘訣があるのを御存知でしょうか?

ここでは、そんなワンランク上のコーヒータイムを楽しむ方法を紹介いたします。

コーヒーとカップの美味しい関係

コーヒーを楽しむために最も大事なこととしてあるのがカップの選定です。

日本茶や紅茶ではよく聞く話ではありますけど、それがコーヒーともなると意外に思われる方もいるかもしれませんが、もちろんコーヒーに関しても美味しく飲むのに適したカップがあるのです。

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コーヒーカップに適した素材とは?

コーヒーカップの種類は大きく分けて「素材」と「容量」によって分類されます。

まずは素材について。

現在では陶磁器、ガラス、ステンレスなど、いろんな素材で作られたコーヒーカップがありますが、そんな中でも最も種類が多く、またコーヒーカップとして適しているのが陶磁器なのです。

その一番の理由が、陶磁器特有の保温性の高さにあります。コーヒーはすぐに飲み干すものではなく、じっくり味わいながら時間をかけて楽しむ飲み物ですから、特に保温性は重要なのです。

陶磁器はカップの素材として使われているものの中でも、特に優れた保温性を持っていますので、自然コーヒーカップとしての利用が多くなるのもうなずけることでしょう。

また陶磁器には自然素材がもたらす風合いや温かみも見逃せない点としてあります。

口当たりも良くて飲み心地も滑らか。器を通してコーヒーの温かみが、じんわりと伝わってくることも見逃すことはできません。口からだけではなく、カップを通して手の平でも美味しさを実感することができるのです。

そしてカップを選ぶ場合は色にも気を使ってください。

コーヒーの色合いが引き立つほどその美味しさも増しますので、なるべく対極にあるカラーが望ましいといわれています。

ですので、白やそれに近い色ですとコーヒーの水色が際立ちますので、視覚的にも美味しさを楽しむことができるでしょう。

カップの容量もシーンにあわせて選びましょう

コーヒーカップの容量は大きく4つに分けられます。

120〜140cc程度のものがスタンダード。その約半量の「デミタス」はエスプレッソ用として、少し多めの160〜180cc程度のカップは「モーニング」、さらに容量の多い「マグカップ」や「カフェ・オ・レボウル」が、現在の主流です。

容量については目的別の使い分けがポイントとなりますが、汎用性の高さとしてはマグカップサイズがもっとも使い回しがきくといえるでしょう。

容量が大きいのでコーヒーの注ぐ量を飲みたい気分にあわせて好みに調整できますので、少しだけ飲みたいときは少なめに、ちょっと多めに飲みたい場合でもたっぷりと注ぐことができるからです。

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お気に入りのカップでコーヒータイムを満喫しましょう

コーヒーカップ選びにおいては、以上のような点を踏まえて選ぶとよいでしょう。

コーヒーカップとしては海外の有名ブランドものもいいですが、最近は日本各地の伝統的な焼き物のコーヒーカップも数多く作られていますので、それらも検討してみてはいかがでしょうか?

焼き物特有のぬくもりあるデザインと自然素材がもたらすやさしいフォルムで、コーヒーの美味しさを一層引き立ててくれることから、いま最も注目を集めています。

この記事に使われている写真のカップもそんな伝統的な焼き物の一つ「大堀相馬焼」のマグカップで、焼き物としての温かみや風格、そして口にしやすいフォルムが特徴としてあり、自宅からビジネスの場においてまで、幅広く利用することができます。

そのナチュラルなデザインが、くつろぎの時間にぴったりとマッチ。ゆるやかなくつろぎのひと時を約束してくれることでしょう。

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