大堀相馬焼コラム

【スタッフブログ】〜幻の陶器?これな~んだ??〜

松永農園から夏野菜の元気な様子をお伝えする予定でしたが、雨続きのため予定を変更して松永窯に保管していた大きな陶器の謎に迫りたいと思います。

ある日のこと、和夫さんが倉庫の奥から取り出してきた大きな陶器をお店に持ってきました。和夫さんと陶器

こちらがその陶器です。
和夫さんと比べてもかなり大きいことがわかります。

持ち主は松永窯ではなく浪江町の方で、この陶器はその方の蔵から発見されたものです。

よく見ると持ち手のような穴が空いています。向こうにも穴

中は空洞で上部は丸く、底はふさがっています。上部↑上部
底↑底

まずこの置き方が正しいのかも不明ですが、安定しているのでこの向きで置いています。大きさ比較

先祖から伝わるかなり古いものということでしたが、何に使うのかわからず、以前浪江町の歴史に詳しい方に鑑定を依頼してみたそうですが詳細はわからなかったそうです。
持ち主さんは、おそらく鎧兜の兜を置くためのものではないかという予想でした。

松永窯で保管していたこの謎の陶器は、持ち主に返されることになり、窯にはもうありません。
コバヤシも調べましたが、やはり何に使われるものなのかわかりませんでした。

歴史に詳しい方、もしくはこの謎の陶器の使い方を知っているという方がいましたら、どうぞ松永窯までご連絡ください。

コバヤシ

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