大堀相馬焼コラム

2018年大堀相馬焼夏期インターンシップ説明会を開催!!

今年で3年目となる大堀相馬焼夏期インターンシップ。

現在インターンシップの参加者を募集しています。そんな中、陶芸を学ぶ学生さんに向けてインターンシップの説明会を開催しました。ここでは、その説明会の様子をご紹介したいと思います。

説明会の会場は、京都伝統工芸大学、京都府立陶工高等技術専門校、京都精華大学、京都美術工芸大学、京都造形芸術大学の5校にご協力いただき、6月12日〜14日の三日間で回らせていただきました。

大堀相馬焼の歴史や震災からの復興の話、インターンシップの詳細だけでなく、VRや3Dプリンタなどを活用した新たな取組みについても紹介させていただきました。
図1 (1)

学生さんにとって、普段学んでいる内容とはだいぶ毛色の違う話も飛び出しましたが、逆に新鮮で興味深かったようです。また、学生さんだけでなく先生からもご質問をいただくなど、毎年パワーアップした内容をお届けできるのはいいなと思いました。

そして何よりのパワーアップ情報は、今春から福島県浪江町地域おこし協力隊として窯元で活動している吉田くんと室井さんについてです。

2人は説明会をきっかけにインターンシップに参加してくれたことから今に至ります。
今回の説明会には2人も参加してくれました。「初めは説明を受ける立場だったのに、変な感じです。」といいながらも、日々の活動内容や想いを話してくれました。

現在は、松永窯といかりや窯を中心に勤務しているそうです。
業務内容は、ロクロ成形だけではなく商品の梱包や発送、SNSやメディアでの大堀相馬焼のPR、陶芸教室の講師など多岐に渡ります。

図2 (1)

地域おこし協力隊の任期は3年。
「この先、独立した時のためにもそれらの業務をしっかり身につけていきたい。」と将来のことも語ってくれました。
2人の話からは、日々楽しみながら充実した暮らしを送っている様子を伺うことができました。

また、今回の説明会では昨年のインターンシップ参加者に感想を聞くことができました。

図3

1年生で参加した学生さんは、「窯元さんに教えてもらったことが学校での制作にすごく活きています。だから今年は友達を誘って参加します!今から楽しみです!」とにこやかに語ってくれました。

また、中国からの留学生の方も「陶芸の知識や技術だけでなく日本語の不安があったけれど、(窯元の)お父さんもお母さんも優しく丁寧に教えてくれた。」とインターンシップの思い出を話してくれました。

実際にインターンシップに参加するとなると、ちゃんと働けるかな?と思う人もいると思います。少し不安はあるかもしれませんが、応募してみてください。窯元さんも地域の方もみなさんにお会いできるのを楽しみにしています。

大堀相馬焼夏期インターンシップ募集ポスター

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