大堀相馬焼コラム

第6回 産総研への相談|江戸時代の大堀相馬焼、復刻までの歩み。 

2016年、松永窯は約300年前に使われていた大堀相馬焼を現代に復刻しました。

 

 

約300年前、江戸元禄時代の大堀相馬焼をどうやって現代に甦らせたのか。なぜこのようなことを行ったのか。今回から約1ヶ月にわたり、お伝えしていきます。

第1回 まほろんでの出会い

第2回 文化隆盛の時代、元禄

第3回 大堀相馬焼の現状

第4回 福島県ハイテクプラザでのヒアリング

第5回 再びまほろんへ

 

スクリーンショット 2016-08-30 17.36.53

産総研への相談

 

国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は産業技術の幅広い分野におけるさまざまな技術開発を総合的に行っている、日本最大級の研究機関です。

 

logo

画像参照元:http://www.aist.go.jp/

特に中部地方は陶磁器の研究に強く、 ここに行けば日本全国、全ての陶磁器に関するデータベースを持っているのではないかと思い、こちらにお伺いすることにしました。

 

福島県ハイテクプラザで完成したデータを見せて、全国のどこの土が江戸元禄期の土に近いのか検証してもらうことにしました。

 

分析の結果によって画像のようなデータが浮き上がってきました。

 

スクリーンショット 2016-09-06 12.46.18

 

なんと江戸元禄期の大堀相馬焼の土は益子焼の土に似ていることが判明しました。

 

011aa79b3d50e1f693986f608d239f45_s

※益子駅

私は期待を胸に、益子へと向かいました。

 

 

第7回 益子の土 に続く)

**********************************

江戸元禄期 大堀相馬焼販売ページ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

トップに戻る