大堀相馬焼コラム

【スタッフブログ】大連での展示会|海外出張(大連編)

お久しぶりです!EC・広報・写真担当の室橋です。
前回の台湾に続き、今回は大連に行ってまいりましたのでご報告いたします。

■大連訪問
9月24日(木)〜28日(月)で大連に行ってきました。
直行便で行きたかったのですが、手頃な便がなく(涙)、ソウル経由の大韓航空になりました。

ソウルのインチョン空港は世界的にも大きく、少ししか滞在できませんでしたがとても勉強になりますね…
逆に大連の国際空港はとてもこぢんまりしていて、個人的にかなり物足りない印象でした。
現在新しい空港を建設中とのことですので、そちらに期待です…!

1

2

 

■大連で開催された『大連日本商品展覧会』の福島ブースに参加!
今回の目的は9月25日(金)〜9月27日(日)の計3日間、日本の商品を展示する展覧会に参加することです。
こちらの展覧会は即売会も兼ねておりまして、事前に手配していた相馬焼の二重徳利、ビアタンブラー、二重夫婦湯呑みセットや、壺、ワインクーラーなどを展示・販売いたしました。
3

福島ブースでご一緒させてもらったのは、大連の富裕層が通いつめる日本食屋『丸福』さまです。
※以下の写真は九福本店の写真です。27日には2号店がオープンされておりました!

正しく、美味しい日本食が海外に広まるのは素晴らしいことですね…
海外は不味い日本食が多いので(汗)
4

5

 

丸福さまが福島の料理提供、われわれ松永窯が大堀相馬焼の販売を行いました。
隣から香ばしい香りが漂う中の販売で、なかなか食欲が刺激される状況下の展示会でした。

 

■隣の九福さまが大繁盛の中、相馬焼の人気は…
毎日、朝の9時からスタートでしたが、10時にはお客さんが大量に福島ブースに集まりました。
理由は相馬焼…ではなく、美味しい日本食です(苦笑)。

サーモンの刺し身と、豚汁などを無料配布で人が集まり、40元の手巻寿司弁当がドンドン売れていきます。。
午後の5時頃まで展示会なのですが、九福さまは午後1時〜2時までに完売・帰宅されてました(羨ましい…)
6

7

さて、相馬焼。中国でも二重焼きは珍しいようで、相馬焼を手にとって触ったり、裏側を見たりする人が多数!いらっしゃいました。
中には製作した職人さんの歳や名前、土の種類などを聞いてくる方もいて関心度の高さにこちらもビックリ。

おかげ様で、3日間でビアグラスや二重徳利、夫婦湯呑みなどは完売!壺やワインクーラーのみを残して終了となりました。
8

 

■大連で気づいたこと
大連で気づいたこととしては、相馬焼のポテンシャルはとても高い!ということと、まだまだブランディングに課題がある…ということです。
ポテンシャルとしては、二重焼やデザインの素晴らしさに共感してもらうことが多々あり、中国販売の可能性は高いと感じました。

逆にブランディングの課題も浮き彫りになりました。
隣の佐賀ブースでは多くの人が高価な有田焼を購入しており、その素朴な相馬焼とは違う、美しさ・高級感などをLEDライトや高級そうな紫の布・金の紙などに置いて展示されており高級感の漂い方にただただ圧倒。

購入者には白のピカピカの木箱に包んでお渡しされている姿には、同じ伝統工芸でも素朴路線の相馬焼からすると、ちょっと嫉妬するレベルです(笑)
相馬焼の素朴さを、さらにアピールして販売してゆく点に関しては改善余地が大きいなと痛感しました。

■今年の9月27日は中国では月餅を贈り合う『中秋節』という休日!
祝日・満月の大連の写真をお届けします。

海鮮天国大連、地下鉄が今年初めて開業した大連。
まだまだ発展しそうな予感がします!
9

10

12

13

14

15

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

トップに戻る