大堀相馬焼コラム

やさしい日本茶入門(第1回) そもそも日本茶って何?

■はじめにお久しぶりです。EC担当の室橋です。

だいぶ冷え込んできたので、最近はコンビニ等でついつい温かいお茶や紅茶を飲んでしまう方も多いのではないでしょうか。
ただその違いについての知識が無く『日本茶と紅茶、烏龍茶などの違いはなに?』と疑問に思われる方も多くいらっしゃると思います。

これから数回にわたって、日本茶についてご紹介したいと思います。

■実は全部同じ?お茶の正体とは

色々なお茶の種類があるので、お茶の原料も色々あるとお考えの方も多いと思いますが、実は全部一緒の『お茶の葉』なんです。


ではなぜここまでお茶に種類があるかと言いますと、お茶の葉からお茶葉に昇華する際の『製法』が違うのです。具体的にどのように作られているのか以下ご説明いたします。

■お茶の種類は大きく分けて3つ

お茶の種類は『①不発酵茶』『②半発酵茶』『③発酵茶』の3つあります。

①の不発酵茶は生葉をすぐに加熱、酵素の働きを止めて作るお茶です。この製法のお茶こそが日本茶(緑茶)に該当します。

②の半発酵茶は生葉に含まれる酸化酵素を少し効かせた後に加熱して酵素の働きを止めて作るものです。有名なものは烏龍茶などが挙げられます。

烏龍茶に関しては、過去の出張記事もぜひご覧ください↓

【スタッフブログ】台湾で見つけた相馬焼との意外な共通点|海外出張(台湾編)

③の発酵茶は、酸化酵素を最大限に効かせてから加熱・酵素の動きをとめて作られる製法です。世界的にはこの発酵茶が一番生産されておりまして、代表的なお茶に紅茶があります。

それ以外ですと『後発酵茶』と呼ばれる製法でつくられるものもあります。(代表例:プーアル茶)
■本日のまとめ

・実はお茶の原料はすべて同じ『茶葉』

・お茶には大きく分けて『不発酵茶』、『半発酵茶』『発酵茶』の3種類

・日本茶のほとんどは不発酵茶

いかがでしたでしょうか。納豆や、味噌、醤油、漬物などの発酵食文化の日本のお茶が不発酵文化なことは面白いなと個人的に思いました。

次回は日本の緑茶を代表する『玉露』『前茶』『番茶』などの違いをお伝えいたします!
■お茶には欠かせない急須

上記のように、お茶にはたくさんの種類がありますが、飲む時に使用するものも多種多様にありますね。日本茶であれば急須を使うことが多いと思われます。

寒くなってきました10月より、お陰様で大堀相馬焼の急須の人気が高まってきました。

もし急須を購入される機会がありましたらぜひご一考くださいませ。熱くならない伝統的な急須『大堀相馬焼』。オススメの逸品です。

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