大堀相馬焼コラム

地域おこし協力隊活動報告レポート〜吉田直弘_2019年6月〜

福島県西郷村と白河市でそれぞれ窯を再開した松永窯といかりや窯で、地域おこし協力隊として修行の日々を送る吉田さんと室井さん。

より多くの人たちに大堀相馬焼の魅力や地域おこし協力隊の活動を知ってもらうために、月に1度彼らの活動をご報告していきます。

2019年6月 地域おこし協力隊帯活動レポート 吉田直弘

ロクロ技術

うまくいったところ

・一重の商品を参考に、それを二重のマグカップに変更することができた。先月は50個中15個ぐらいしか完成品として残らなかったが、今回はなめし皮の当て方を変えることで50個中40個ほど完成させることができた。

・花抜きの際に使用する道具の作り方を教えてもらい、自分用の花抜き道具を作ることができた。
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うまくいかなかったところ

・口元が広がったボウルを制作する際、口径だけが広がってしまい、器の形が悪くなってしまった。

・様々な商品の注文が重なった際に、自分の中で優先順位を整理することができなかった。いかりや窯の当番にも関わらず、松永窯の注文を優先させてしまい、いかりや窯の窯の段取りなどを狂わせてしまった。優先順位を紙に書き出すなどして計画を立てるべきだった。

今月の改善点

・器を制作するときに口元に注意して制作する必要がある。削りだした時の器の形を想像して、口元の微妙な角度を作る必要がある。

成果の進捗

・制作のペースが上がった。

・これからは、形とその器にあった重さを考えていく必要がある。
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