大堀相馬焼コラム

【福島スタッフブログ】SOMATO報告会、ゆるっと壮大に実施!

お疲れ様です!9月末は大阪に帰っておりました五藤です!

なぜかと言いますと、自らの情報発信団体「ふくしま福光プロジェクト」にて
大堀相馬焼を片手に日本の伝統工芸と自分のキャリアを考えるイベント
「SOMATO ワークショップ」を開催したためです。

SOMATO1

SOMATO(そうまとう)・・・このイベント名を付けるにあたって、3つの意味をこめました。

相馬×陶器・・・大堀相馬焼のことです。
相馬と(一緒に)・・・日本の伝統文化と自分たち若者の将来を一緒に考えれるように。
走馬灯・・・この1日、1回ずつのイベントが参加者にとって思い入れのあるものになるように。走馬灯のようにこの日のイベント・ワークショップの時間を、ずっと参加者の心に刻むものになるように。

SOMATO3

大堀相馬焼だけではなく、日本の伝統工芸は高度経済成長以後、衰退していました。需要が減り、安いものが流通する、そして「職人」という仕事が若者の間で選択しから外れることが多くなり、人材不足が常であった日本の伝統工芸界。

そんな時に、起こった東日本大震災と原発事故。その中で改めて「生きること・暮らすこと」を考えることとなり、伝統文化を継承する大切さ、文化とは自分たちが作るものであるとかなりの人数の方が認識されたことと思います。

何だか堅っ苦しいと思われがちな「伝統工芸」。

ですが、大学生だって短いながらも自分の歴史があります。
実は離れてるようで近いんです。

だから、大堀相馬焼について考えているようで、自分と向き合ったりできるのです。
7月1日に実施した、第一回目のイベントでは、大堀相馬焼を片手に販路を考えたり、アイディアをシェアしながら、自分たちのキャリアについてぼんやり考えました。

SOMATO2

そして今回のイベントのテーマは「点と点をつなぐ」
3ヶ月前に新たな考えを植え付け、考え続けながら行動したことをシェアしました。

小高にインターンをしたことやフランスで大堀相馬焼を宣伝したこと。
3ヶ月での変化を共有して、個人の成長からキャリア形成が成り立つんだなと思いました。

就職したらキャリアを考えるのが終わり、というわけではないと考えています。
これからも機会があればこのワークショップを実施できればいいなと思います!

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