お知らせ
【スタッフブログ】〜古代蓮の咲く日本庭園〜
西郷村のお隣、白河市は福島県県南地域で一番人口の多い都市です。
観光名所はどこですかと聞かれると、白河市民はたいてい“小峰城”か“南湖公園”と答えます。
その“南湖公園”で、この時期にしか見ることのできない花が見頃を迎えています。
日本最古の公園といわれている南湖公園の一角にある”翠楽園”は抹茶などを楽しむことができる日本庭園です。
茶道や香道、雅楽などのイベントが定期的に開催されています。
この翠楽園で咲き始めたのがこちら、“古代蓮”です。
白河市の友好都市である埼玉県行田市から贈られたものです。
朝日を浴びて輝くように咲いていました。
清らかに、そして堂々と咲くこの花は咲き始めてから4日程で落ちてしまいます。
落ちた後に残る花托は“はちす”と呼ばれ、蓮の語源と言われています。
よく睡蓮と間違われる蓮ですが、比べてみると実はだいぶ違っています。
簡単な見分け方は、水面に葉と花が浮かんだように広がっているのが睡蓮で、葉も花も水面からはヒョロリと伸びたところにあるのが蓮です。蓮の葉には切れ込みがなく、撥水機能があります。
南湖公園では睡蓮も見ることができますので、見比べてみてはいかがでしょうか。
睡蓮は2~3ヵ月咲いていますが、古代蓮の開花期間は8月上旬頃までです。
早朝に開花を迎え、午後には閉じてつぼみに戻ってしまいますのでご注意ください。
開花の状態など、詳しくは下記にお問い合わせください。
南湖公園は見どころの多い公園です。
また機会がありましたら公園の方をご紹介したいと思います。
<翠楽園>
福島県白河市五郎窪山45-1
電話:0248-23-6888
コバヤシ