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縁起のいい飲み物を縁起のいい器で|家族みんなで楽しめるお酒じゃないお酒
こんにちは。
コラム担当の西田です。
2015年も残すところあと6日ほどとなりました。
今年は暖冬だと言われていますが、やはり冬は寒いものです。
ということで、今回は寒い冬、そして年末年始の団らんにぴったりの「甘酒」のおすすめです!
甘酒はこんなにも昔から!
甘酒の起源はなんと古墳時代!
日本書紀に甘酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)という記述があるそうです。
また、江戸時代においては「夏の栄養ドリンク」という扱いだったそう。
栄養たっぷりの甘酒を冷やして飲むことで、夏バテを乗り切っていたようです。
そのため「甘酒」は俳句では夏の季語です。
- 甘酒に含まれるたっぷりの栄養
ブドウ糖をはじめ、人間の身体に必要なビタミン類=ビタミンB1・B2・B6・ビオチン・イノシトール・パントテン酸などそして、麹菌が生成するタンパク質分解酵素によって生み出されるアミノ酸類と、とにかく栄養豊富!
最近では美肌やダイエットにも効果的だと評判ですよね。
食物繊維やオリゴ糖が腸内環境を整えてくれ、肌荒れや便秘にうってつけなのだとか。
- 甘酒は家族みんなで飲める縁起物
先ほども紹介したように甘酒は栄養ドリンクのような存在であったため、お祝い事のときだけに飲む特別なものではなかったようです。
しかし、ひな祭りなどで縁起の良い飲み物とされる白酒は肝心の子供が飲めないということで、甘酒で代用したことからお祝い事に甘酒をという習慣が広まったとされています。
アルコール分がなく栄養満点な甘酒は、お子様からお年寄りまで誰にとっても健康的な飲み物。
まさに家族みんなで楽しめる縁起物です。
- 縁起のいい飲み物を縁起のいい器で
市販されている甘酒でも、手作りした甘酒でも、せっかく飲むならちょっと上質な器を使いたいところですよね。
親戚やお友達が集まった時に「お正月らしい!」と褒めてもらえるような器、伝統工芸品の酒器セットはいかがでしょうか?
松永窯の今月のピックアップ商品でもあります↓
福島の伝統工芸品である大堀相馬焼は、古くから縁起物として親しまれてきた食器です。
相馬焼の三大特徴の一つめ、馬の絵は「右に出るものはいない」という左馬であり御神馬である縁起物。
二つめのひび割れは重厚感や日本の器らしさを演出してくれます。
そして三つめ、二重焼き。これは世界でも珍しい特徴で、二重構造であることで「手で持ち上げても熱くないのに、中身はしっかり温かく保つ」という優れもの。
熱々に作った甘酒を長い間楽しむことができます。
相馬焼三大特徴をもっと知りたくなった方はこちらを↓
相馬焼の三大特徴とは…?|文化の秋に伝統工芸品を考えるその2
年末年始の団らんに、甘酒と一緒にぜひ松永窯の上質な器を。
ひとつひとつ手作りの相馬焼で、みなさんの休暇が温かく幸せなものになりますように…!