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もともとは女の子のお祭りでも3月3日でもなかった?!|ひな祭りの雑学あれこれ
こんにちは。
コラム担当の西田です。
女の子のいるご家庭にとっては大事な行事であるひな祭り。
そんなひな祭りについて、意外!知らなかった!という雑学をご紹介します。
- ひな祭りのルーツとは
もとをたどると3世紀頃の中国に。
古代中国の邪気を祓う*風習が遣唐使によって日本に伝えられ、「禊」の神事と結びつきました。
(*)中国では季節の変わり目には邪気が発生したり鬼が出たりすると考えられている、というお話は節分の雑学の記事(http://soma-yaki.com/news/?p=1329) でも。
はじめは天皇のための儀式だったのですが、平安時代に宮中文化へ変化したとのこと。
現在でも鳥取市用瀬市や京都市左京区など日本各地で行われている「流し雛」は、この頃の文化の名残だそうです。
- 日付が定まり、やがて女性のお祭りに
宮中の行事であったものが武家社会へと広まり、室町時代に3月3日に日付が固定されます。
そして、戦国時代が終わり社会が平和になった江戸時代に、華やかさを持った女性のお祭りに変化したそうです。
ひな祭りを桃の節句、五節句の2番目として定めたのは徳川幕府なんだとか。
皆さん、五節句の日付と名称、すべて言えますでしょうか?
1番目の七草の節句についての記事に答えが載っていますのでご確認を!
→ http://soma-yaki.com/news/nsdokayu.html
- 行事食は縁起の良い器で
ひな祭りの行事食といえば、菱餅、ひなあられ、白酒・甘酒。
古くから縁起物として親しまれてきた相馬焼で行事食を味わえば、縁起の良さも倍増するかもしれません。
この冬の新作、納豆鉢やいかりや窯のお皿は、ひなあられを盛るのにもぴったり。
やはり和の食材は和の器に、ですね!
相馬焼が縁起物として親しまれている理由はこちらから
→ http://soma-yaki.com/news/nsd3features.html
甘酒についての記事もぜひご参考に
→ http://soma-yaki.com/news/nsdengiutsuwa.html
ひな祭りの雑学、どのくらいご存知でしたか?
こんなにも様々に変化をしてきたとはびっくりですよね。
伝統行事には伝統工芸品を。
皆さまのひな祭りにぜひとも相馬焼をお供させてください!