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和食器はコーディネートが難しい?ちょっとしたコツで素敵な食卓に!
基本をおさえてかんたん美しく!和食器コーディネートのコツ
こんにちは。コラム担当の西田です。
イベントを担当していたとき、催事販売にてよく耳にしていたのが「純和風の食器や湯呑みは他のものとの合わせが難しそう…」「きちんとした和食器って使い方がよくわからない…」そんなお声。
確かに食器類をひとつのお店で買い揃えるというご家庭はなかなかないでしょうし、さまざまな場所で買ったさまざまなタイプの器を組み合わせることになりますよね。
そんなときに「相馬焼のこの器はとってもかわいいのだけど家にあるものとの組み合わせはどうだろう…」と悩んでしまうのも仕方のないこと。
ということで今回は「和食器の基本」をご紹介しようと思います。
基本を知っておくだけで不安がなくなりますし、自分好みのスタイルへと応用も可能です!
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和食器は7種類
和の食卓コーディネートに必要な器は
21cmくらいの七寸皿、19cmくらいの六寸皿、15~18cmくらいの五寸浅鉢(または、なます皿)、小鉢、汁椀、茶碗、小皿、この7種類です。
洋食器の5種類に対して少し多いのが特徴。
少しずつたくさんの器に盛られているほうが「和食っぽい!」と感じますよね。
松永窯の納豆鉢は「小鉢」、飯碗は「茶碗」に分類されます。
たっぷり碗は「汁椀」「茶碗」の両方に使えますよ!
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お皿のグレード
和食器は形によって格調の高さが変わります。
小判皿、長皿、角皿、丸皿の順にグレードが高いのです。
いかりや窯のお皿には小判の形に近いものがありますし、雄勝硯とのコラボ皿には角皿・丸皿もあります。
好みで使い分けるのもグレードで使い分けるのもどちらも素敵ですが、ひとまず「基本は」ということで。
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和食器の素材も7種類
和食器は主に、
磁器、陶器、焼きしめ、土物、ガラス、竹、漆の7種類に分けることができます。
「焼きもの」と「陶磁器」はほぼ同じ意味で、陶磁器=陶器+磁器。
陶器と磁器を間違えられやすいのですが、相馬焼は陶器。
こんなふうに土から作られています。
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プロに任せてしまうというのも
インテリアコーディネーターさんに器を含めたコーディネートをお願いしてしまうというのもありかもしれません。
最近ではインターネット上で気軽にコーディネーターさんを探すこともできてしまうようです。
食器を含めたキッチンのコーディネート、器を飾り物として使うコーディネート…
相馬焼もぜひ仲間に入れていただけると嬉しいです!
さて、今回は「和食器の基本」をお伝えしてみましたが、皆さまどのくらいご存知でしたか?
基礎をおさえれば応用はいくらでも可能!ということで、ちょっとしたコツをつかんで和の器を楽しんでいただければと思います。
参考: