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お歳暮を選ぼう!気をつけたい4つのこと
このシーズン、社会人ともなるとなにかと慌ただしい季節ですね。
そんな年末の数ある慌ただしさの中の一つとしてお歳暮選びがあるのではないかと思いますが、皆様に置かれましてはお歳暮の準備はもう済んでいますか?
もしまだなのでしたら、時期的にも急いで用意しなければならないかと思いますが、ちょっと待ってください。
あなたが選ぼうとしているそのお歳暮、本当に大丈夫ですか?
贈り物はただ贈ればいいだけでないことは、社会人ともなれば周知のことと思いますが、特にお歳暮のような体面が重要となるものほど気をつけなければなりません。
お歳暮には贈る上で注意しなければならないマナーが幾つか存在するのです。
今回はその点について説明いたしますので、購入の際の参考にしてみてください。
お歳暮マナーその1~好き嫌いを見極める
お歳暮で贈るものといえば食料品がほとんど。
その内容も千差万別で、海産物などの生物から食用油などの加工品まで実にさまざま。
それだけに「さて、どれを選んだものか?」となるわけですが、まずその時点からお歳暮のマナーは存在します。
それはズバリお歳暮を贈る相手に好き嫌いはないか?ということです。
嫌いなものや苦手なものを贈られてしまうと、貰った方としてもまったく喜べません。
ましてや贈ってくれたことへの感謝の気持ちも上手に伝えられず、まさか「贈ってもらったもの、実は好きじゃないんだよね・・・」などと言う人もまずいないでしょう。
だからこそ、贈るものには気をつけなければならないのです。
贈り物には気持ちや気遣いも一緒差し上げるものなのですから、この辺のマナーはきちんとわきまえておきましょう。
また、日本人ですとあまりないことですが、宗教などで禁じられている食品などもあることも考えられますので、その点にも十分に気をつけたいところです。
お歳暮マナーその2~高すぎず安すぎない物を贈る
貰うということは実は相手にも気を使わせてしまうものであることも社会人なのでしたら抑えておきたいポイント。
あまりに高額過ぎるものを贈ってしまってはかえって萎縮させてしまいますので、そんな負担をかけない値段帯のものを選ぶようにしてください。
ちなみに一般的なお歳暮の相場は3,000円から5,000円くらいと言われています。
このくらいの金額なのでしたら、購入する側も貰う側にも気持ち的にもお財布的にも負担が少ないと言えそうですね。
なお、特にお世話になった相手にはプラスして1万円くらいまでのものまでならOKとも言われていますので、その点も考慮しながら購入してください。
お歳暮マナーその3~季節も考えにいれる
お歳暮は言わずもがな冬に贈るものですから、その季節感に会ったものを贈るようにしましょう。
実際のところお歳暮のカタログなどに目を通すと、鍋を始めとする暖かいメニュー用の食材が多いこともそのような理由からなのです。
寒さという点に着目すれば、食品以外では高価な入浴剤なんかでも喜ばれるかもしれませんね。
お歳暮マナーその4~のしについて
お歳暮で使用するのしについての説明もしましょう。
水引は赤金(5本か7本)で結びは花結び(蝶結び)の、のしを用います。
そして上書きは水引結び目中央上に「御歳暮」といれます。
名前については中央下に控えめに名前を書くのがルールですが、この名前については「あえて書かない」ということもあるようです。
理由としては「贈り物である以上これ見よがしに送り主の名前を書くのはどうなの!?」という、実に日本人らしい奥ゆかしい理由があるのだとか。
ですので、名前については同封するあいさつ状に記載するという方法もあるようですので、覚えておいてください。