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本の感想|『創造的脱力 かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論(光文社新書)』【代表ブログ】
こんにちは!松永です。
学生時代にインターンで入った会社の最初のメンターのような存在で何もわからなかった僕を鍛えていただき、いまでも自分の企画構想の師匠である、若新雄純さんの本がでました。
僕が出会ったときは、どちらかというと「ブランディング」という観点の仕事をされており、現在の「働き方」の仕事が一番したいとおっしゃっておりましたが、
まさか若新さんが故郷の福井と東京を往復し、2拠点で生活するように仕事をしている姿は僕は想像できませんでした。
一貫して「ゆるさ」をコンセプトとしており、これまで「ニート株式会社」「鯖江市役所JK課」「ゆるい移住」など斬新な企画を打ち出し、メディアの注目をさらっていく、若新さんがこれまでの取り組みを体系的にまとめつつ、それに伴った気づきや裏話が書いてある本です。
実際にこれまでのような取り組みに対し、反対意見が多く寄せられたけれど、若新さんはそれでも自分の信念を貫き、やりきったそうで、その苦労は計り知れません。
若新さんの取り組みの後は全ての組織で何かしらの科学反応が起こっていることが目につきました。
どんなことでも一旦「ゆるめる」ことが色々なことが分かっていいのかもしれませんし、これまでの組織や仕組みについて考えなおさせるきっかけになるかもしれません。
組織や仕組みが完璧につくられてしまうと効率的に動けますし、あまり考えず物事がうごきますが、そこから新しいことは何も生まれませんし、その組織・仕組みが必ずしも100%正しいということもありません。
「考えたことがうまくいかないな〜」とモヤモヤする場合は「ゆるめる」というのは良いヒントかもしれません。
あたまを「ゆるめる」ときにはお茶が良いらしいですよ。笑
創造的脱力 かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論 (光文社新書) 新書– 2015/11/17
若新 雄純