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端午の節句と立夏|伝統的な暦と伝統工芸品
こんにちは。
コラム担当の西田です。
5月5日は「端午の節句」
そして二十四節気のひとつ「立夏」です。
五節句も二十四節気も今までに何度か取り上げていますが、初めてこのコラムにやってきました!という方はぜひこちらも読んでみてくださいね↓
▶五節句について
もともとは女の子のお祭りでも3月3日でもなかった?!|ひな祭りの雑学あれこれ
▶二十四節気
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端午の節句
昔々の中国では「季節の変わり目には鬼が出る」「暦で奇数(陽)が重なる日は陰になるので邪気期\が発生しやすい」などといわれ、お祓いの儀式を行っていました。
この考え方やそれによる行事が日本に伝わり、農耕を営む人々の風習や宮中の文化と混ざり、今のような五節句の形になったといわれています。
端午の節句は菖蒲の節句とも呼ばれます。
菖蒲湯に入って無病息災を願うという風習も。
また「菖蒲」を「尚武」という言葉にかけて、勇ましい飾りをつけ男の子の誕生と成長を祝う「尚武の節句」でもあるのだとか。
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立夏
暦便覧によると「夏の立つがゆへ也」
夏のはじまりということで、自然のエネルギーが満ち溢れ過ごしやすい時期です。
立夏の初候は蛙始鳴(かえる はじめて なく)、次候は蚯蚓出(みみず いずる)、末候は竹笋生(たけのこ しょうず)
旬の食べ物はにんじんやあさりなど。
スイートピーの花の香りを楽しめる季節でもあります。
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伝統的な暦と伝統的な器
伝統的な暦を紹介しているのは、私たちの扱う相馬焼が伝統工芸品だから。
昔から受け継がれてきたもの、古き良きものをただ大事に守るだけではなく、再発見を通してその価値と魅力を発信していけたらと思っています。
相馬焼の歴史と伝統についてはこちらから。
相馬焼の三大特徴「馬の絵」「ひび割れ」「二重焼き」を紹介しています。
相馬焼の三大特徴とは…?|文化の秋に伝統工芸品を考えるその2
(二重湯呑or二重湯呑使用 写真)
端午の節句と立夏が重なる5月5日は連休の最終日?はたまた中日でしょうか?
お出かけされる方もお家でのんびりする方も、どうぞ楽しい休日を!