大堀相馬焼コラム

秋の季語「馬肥ゆる」とメリーゴーランドの共通点とは…?

天高く馬肥ゆる秋は、メリーゴーランドの馬も乗りごろ?

以前、季語になるほど美しい秋の空ということで、東京の美しい空をいくつかご紹介しました。


記事: 季語になるほど美しい秋の空|東京の空だってきれいなんです

秋の空と言えば、こんな言葉もあります
「天高く馬肥ゆる秋」

秋は空気が澄んでいて、空も高く感じられます。
そして、収穫の季節になり、越冬のために馬もよく肥えます。

しかし、この言葉、もとは、少し物騒な意味だったんです。
昔の中国では、北方の騎馬民族が、秋になると大挙して押し寄せてきました。
狙いはそう、収穫したての穀物など。

それを見抜いた当時の為政者が、「馬が肥ゆる秋には必ず事変が起きる、今年もその季節がやってきた」という警戒の意味で使っていたんです。
秋は戦いの季節だったのですね。

(参考:故事ことわざ辞典http://kotowaza-allguide.com/te/tentakakuumakoyu.html)

馬に関して、戦争由来の物がもう1つ。
遊園地にないとさみしい、メリーゴーランド。


こちらは、昔、フランスで騎馬隊が、馬術の訓練をするために開発した物が元だったと言われます。
それが、機械化されて、遊具になって、今のような遊園地の定番になりました。

もとが、騎馬隊のための物だったから馬なんですね。
早くてかっこいいから、馬なんだと思っていました!

和やかな音楽と、ゆったり流れていく時間。
美しく優美な馬たち。
平和な時代にただただ感謝です。


ジェットコースター優先も良いですが、たまにはメリーゴーランドも楽しいのではないでしょうか。
皆さんの楽しい気持ちを沢山食べて、秋はメリーゴーランドの馬も肥えているかも?!

そして、馬と言えば、好評いただいています、こちらの馬九行久マグ。


行楽日和にお家に帰ってホッとするときや、お勉強や読書の秋のひと時にも。
こちらは、馬が九頭で、「上手くいく」と、平和な駄洒落仕様のマグカップになります。

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