大堀相馬焼コラム

【スタッフブログ】〜インターン生を陰で支えています!新駒本店・遠藤泰則さん〜

学生たちが夏休みを満喫する8月、松永窯には京都の学校からインターン生が来ています。
今回、インターン生にお部屋を提供してくださった、大家さんの遠藤泰則さんにお話を伺いました。

遠藤さんは白河市内で手打ちそばの店“新駒本店”を営んでいます。店舗外観

まずはお店のことについて聞いてみました。遠藤さん

―地元でも評判のお蕎麦屋さんですが、お蕎麦へのこだわりがありましたら教えてください。
「白河産にこだわっています。そば粉は地粉(地元で収穫された原料を製粉した粉)を使っていて、特に震災後は白河市表郷地区のそば粉を使用しています。実はこのそば粉は当時地元では出回っていなかったものなんです。ほとんどが関東圏に卸していたため、表郷地区でそば粉を生産していることさえ知りませんでした。ところが震災後の風評被害でそば粉が余ってしまったというお話を聞き、白河市内の蕎麦店に声を掛け、数店舗でこの粉を使うことになりました。復興に貢献したいという思いでしたが、地産地消が私の信念なので現在でも使っています」

新駒本店ではお蕎麦の他にも地産地消にこだわったメニューがたくさんあります。
お手頃価格でお腹一杯になる平日のランチメニューはコバヤシのおすすめです(*^_^*)ランチ

さて、素敵なお蕎麦屋さんを経営されている遠藤さんが、なぜ大堀相馬焼のインターン生に快く部屋を提供してくださったのか。
そこには遠藤さんの熱い思いがありました。

―インターン生に部屋を提供しようと決めたのはなぜですか。
「知り合いにこのお話をいただく以前から、私は若者を応援したいという気持ちをずっと持っていました。実際に若者に部屋を貸していることもあり、断る理由は何もありませんでした。特に、福島県しらかわ地方(西郷村を含めた県南地方)を盛り上げてくれる若者は大歓迎です」

―部屋を貸しているインターン生や若者たちに期待することはなんですか。
「インターン生がいつかこちらに戻ってきて、作った器をお店で使うことができたら最高ですね。志高い若者が今後もしらかわ地方へ来てくれることを期待しています。ここに来る若者には大成してほしいです」

これからもインターン生だけでなく、若者を応援し続けるとおっしゃっていた遠藤さんの笑顔に元気をいただきました!優しくて陽気な遠藤さんを目当てにお店を訪れる人が多いのも納得です。
白河にお越しの際は、ぜひ手打ちそばの店“新駒本店”でおいしいお蕎麦を味わってみてくださいね♪ざる接写

<新駒本店>
営業時間/11:00~15:00 17:00~22:00
定休日/月曜日 ※月曜日が祭日の際は翌日
住所/福島県白河市老久保88-1
電話/0248-23-2211
Webサイト/http://www.shinkomahonten.com/

コバヤシ

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